著書『線量計が鳴る』出版のお知らせ

朗読劇『線量計が鳴る』 単行本(ソフトカバー)

中村敦夫

線量計が鳴る

 2011年の地震・原発事故以来、現実的な原発の危険性が一般に理解されるにはどうしたら良いのか考えてきました。試行錯誤するうちに思い立ったのが、朗読劇という表現方法。一人で道具を背負い、日本各地で上演しているのが本作「線量計が鳴る」です。東北弁で語られる実証的な情報に、「学び」と「興味」が相乗し、公演は各地で満員御礼。評判が評判を呼んでいます!
 原発の技術と問題点、被曝の危険性、福島第一原発事故の実態など、原発の基礎から今日の課題までを、分かりやすく伝えます。

【発売日】2018/10/15
【出版社】而立書房(じりつしょぼう)
【予約・販売】
 AMAZONホームページ


シンポジウム《ふるさとと文学2018~菊池寛の高松》

菊池寛生誕130年・没後70年記念事業

基調映像「ある自由主義者の走馬灯~菊池寛の人・作品・世界」

【語 り】神田松鯉(講談師)、演奏:佐藤久成(ヴァイオリニスト)、
構成脚本:吉岡忍(作家)、映像制作:四位雅文(映像作家)
菊池寛「閻魔堂」(作品事例)
【朗 読】中村敦夫(俳優、作家)
パネルディスカッション「菊池寛の高松」
【出 演】阿刀田高(作家)、下重暁子(作家)、松本侑子(作家)、
     菊池夏樹(菊池寛直孫、菊池寛記念館名誉館長)
【進 行】山田健太(専修大学文学部教授)

【日 時】平成30年11月10日(土曜日)
     開会:13時30分(開場:12時30分)、閉会予定:16時30分
【場 所】サンポートホール高松 大ホール
【参加費】無料
【定 員】1,000人
【申し込み】往復はがき又はメールに、件名を「ふるさとと文学2018参加希望」と記入し、氏名、郵便番号、住所、電話番号、
【住 所】760-0014香川県高松市昭和町一丁目2番20号 菊池寛記念館「ふるさとと文学2018」係
【メールアドレス】
kikuchikanmemorial★gmail.com(★を@に変えて入力してください)

※メール申し込みの場合、3日以内に返信メールを送りますので、上記メールアドレスが受信できる設定にしてください。なお、返信メールが届かない場合は菊池寛記念館までお問い合わせください。
※応募多数の場合は抽選となります。

【主 催】菊池寛記念館文学展実行委員会、一般財団法人 自治総合センター
【企画監修】一般社団法人 日本ペンクラブ
【ホームページ】
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/kikuchikan/furusato.html


共著『憲法についていま私が考えること』

憲法についていま私が考えること

いまこそ、憲法と平和について話そう。

特定秘密保護法の強行採決以来、安保関連法、共謀罪の強行採決……加速する改憲問題の行く末は―? 44名の作家が考える、この国のこと、私たちの未来のこと。

  喜劇「流行性官房長官」
  ー憲法に関する特別談話ー 中村敦夫

  単行本 – 2018/9/21発売
  日本ペンクラブ編

  ¥ 1,836
      販売サイト

【執筆者一覧】
赤川次郎/浅田次郎/あさのあつこ/梓澤和幸/阿刀田高
大城貞俊/太田治子/落合恵子/加賀乙彦/岳真也/金井奈津子
金子兜太/金平茂紀/川村湊/神田松鯉/黒田杏子
玄侑宗久/坂手洋二/佐高信/佐藤アヤ子/下重暁子/志茂田景樹
高野ムツオ/高橋千劔破/谷川俊太郎/田原総一朗/出久根達郎
ドリアン助川/中島京子/中西進/中村敦夫/中村文則/野上暁
馬場あき子/堀武昭/又吉栄喜/松本侑子/三田誠広/盛田隆二
八重洋一郎/山田健太/養老孟司/吉岡忍/若松丈太郎


朗読劇「線量計が鳴る」2018年上演スケジュール

中村敦夫のライフワーク
朗読劇「線量計が鳴る」の全国上演が始動しています。

原発の町で生れ育ち、原発で働き、原発事故ですべてを奪われた。
これは天命か、それとも陰謀か?老人は、謎解きの旅に出る。

ー内容についてー

形式

一幕四場の出演者一人による朗読劇。
元・原発技師だった老人の独白が展開されます。
二場と三場の間に十五分間の休憩。
それを入れて、計二時間弱の公演です。
背景にスクリーンがあり、劇中の重要なワードなどが、
映写されます。他の舞台装置は不要。

物語

一場
原発の町で生れ育ち、原発で働き、そして原発事故で
すべてを失った主人公のパーソナル・ヒストリー(個人史)
二場
原発が作られ、日本に入ってきた事情。
原発の仕組み。福島事故の実態。
三場
主人公のチエルノブイリ視察体験。
被曝による医学上の諸問題と現実。
放射線医学界の謎。
四場
原発を動かしている本当の理由。
利権に群がる原子力ムラの相関図。

 

*下記のポストカードをクリックして頂くと、ポストカードのデザインが見れます。
使いたい方は、岡部達平さんに、メールにてご連絡下さい。詳細をお話致します。
E-mail:amagaeru-photos@wind.ocn.ne.jp

線量計が鳴る_postcard

線量計が鳴る

線量計が鳴る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★上演スケジュール★★★

 

2018年10月20日(土)山形市公演(山形県)
14時開演
シベールアリーナ
全席自由
入場料1500円(当日2000円)高校生以下無料
*チケット発売日7月7日(土)
主催・チケットお申込み・お問い合わせ
原発事故避難者を支援する会 023-641-5515
シベールアリーナ 023-689-1166

 

2018年11月1日(木)津市公演(三重県)
18時30分開演
三重県総合文化センター小ホール
全席自由
前売 1500円
当日 1800円
高校生以下 1000円
主催:「線量計が鳴る」津公演・上演準備会
チケット申し込み・お問い合わせ
TEL・FAX059-224-4495(濱口)
Eメール hamag@za.ztv.ne.jp

 

2018年11月7日(水)仙台市公演(宮城県)
18時30分開演
宮城野区文化センター・パトナシアター
全席自由
前売券2000円/当日券2500円/中高生1000円
主催:朗読劇「線量計が鳴る」仙台実行委員会
問い合わせ・電話予約
080-9639-2691(服部)
070-5323-1939(大石)
メール問い合わせ uganhits@gmail.com(右岸の羊座まで)

 

2018年11月17日(土)北九州市公演(福岡県)
14時開演
子どもの館ホール(黒崎コムシティ7F)
前売2000円 当日2500円(大学生以下・障がい者1000円)
主催:「線量計が鳴る」北九州上演実行委員会
連絡先:棚次奎介080-3075-3702
    小田原敏幸090-4588-1640

 

2018年11月19日(月)横浜市公演(神奈川県)
18時30分開演
横浜関内ホール(小ホール)
全席自由席
前売2000円/当日2500円
20歳以下・学生1000円
主催:中村敦夫朗読劇を上演する会
お問い合わせ:045-680-5585(小林)
E-mail:an.rodoku.yokohama11@gmail.com

 

2018年11月28日(水)新横浜公演(神奈川県)
14時開演
スペースオルタ(新横浜駅より徒歩6分オルタナティブ生活館地下1階)
チケット代 2000円(全席自由 当日券はありません)
主催:WE21ジャパングループの11地域のNPO法人
チケットのお求め・問い合わせ
NPO法人WE21ジャパン
TEL 045-264-9390
Email:morita@we21japan.org

 

2018年12月2日(日)八王子公演(東京都)
14時開演
北野市民センター8階ホール
前売1500円 当日2000円
(障がいのある方、および高校生以下は無料)
主催:八王子市民放射能測定室 ハカルワカル広場
チケットの申し込み:電話、メールでハカルワカル広場へ
TEL042-686-0820
[開室]火~金曜日10時~15時、土曜日10時~12時
メール:hachisoku@gmail.com

 

2018年12月6日(木)奈良市公演(奈良県)
18時30分開演
ならまちセンター市民ホール
全席自由
前売1500円
当日2000円
1000円(避難者、障がい者、中高生)
*小学生以下は無料
*定員300に達したときは、当日券は販売できないことがあります。
主催:中村敦夫「線量計が鳴る」奈良実行委員会
お問い合わせ・ご予約は「さよなら原発なら県ネット」(榎本)
メール nara_sayogen@yahoo.co.jp
TEL 090-4281-6847
FAX 0745-78-6996

 

2018年12月7日(金)大阪市公演(大阪府)
19時開演
大阪市立旭区民センター小ホール
前売り 1500円
主催:「線量計が鳴る」大阪実行委員会
お問い合わせ・ご予約
FAX 06-6741-8012
メール info@fanto.org
予約専用電話 090-8146-1929

 

2018年12月16日(日)鎌倉市公演(神奈川県)
18時開演
鎌倉生涯学習センターきらら
*詳細は、わかり次第お知らせ致します。

 

2018年12月22日(土)江南市公演(愛知県)
時間未定
永正寺本堂
*詳細は、わかり次第お知らせ致します。

 

この他、十数都市で、上演委員会設立が準備されています。
決まり次第、日程を発表しますので御期待下さい。


毎日新聞一面に、記事が掲載されました

6/10付けの「毎日新聞」に朗読劇の記事が掲載されました。

【俳優・中村敦夫78歳の挑戦(その1) 舞台から「原発」問う】ネット版・有料記事
 https://mainichi.jp/articles/20180610/ddm/001/040/162000c

【俳優・中村敦夫78歳の挑戦(その2止) 未来見つめる表現者】ネット版・有料記事
 https://mainichi.jp/articles/20180610/ddm/010/040/163000c


2018年朗読劇「線量計が鳴る」上演報告

[第25回]仙南地区(宮城県)公演 2018年2月24日

いよいよ今年の幕開きだ。
プロデュースを担ったのは、仙南地区の小中学校の先生たちが中心。
会場は、大河原町の「えずこホール」。
「えずこ」とは、昔の農民が田畑で働く時、赤ちゃんを入れて
おいた大きな篭を意味する。
ホールの外形が、その篭に似せて作られ、シュールなデザインである。
町自体は、単調なインフラだが、この一画だけは、さまざまな
飛んだイベントが展開されるという。
周辺は保守的な風土なので、今回は観客動員が難しいと予想された。
当初は、150人くらいはと目標を立てたが、開けてびっくり、235人
の超満員。プロデューサーたちも嬉しい悲鳴。
全国版新聞も一社、地方テレビ局も一社、はるばる取材に駆けつけた。
「世の中はもう原発事故を忘れている」という宣伝は、どうやら嘘の
ようである。

[第26回]守山市(滋賀県)公演 2018年3月21日

主催は、〈これから行動隊〉という珍しい名前のグループ。
60才以上の高齢者が年齢など気にしないで、世のため、人のため、守山市のため、
積極的に行動しようという頼もしい集り。有機農業や環境問題にも取り組んでいる。
さまざまなイベントをやっているが、私の朗読劇もその一つに選ばれた。
行動隊隊長は医師の笠原吉孝さんで、檜山真理さんや菱倉佳代さんなど数十人が
組織を支えている。
さて、今回の朗読劇、定員400席は、2日前に売り切れ。補助席60席を出したが
それでも間に合わず、当日売りはナシという涙の決断となった。
それにしても、460人は動員の新記録。
朗読劇というのは、本来200~250が理想的だが、申し込みが殺到したので、
受け入れるしかなかった。当然、超満員の客席に熱い時間が流れた。
元大蔵大臣の武村正義さんや、関西地区のアーチストたちの顔も見えた。
それにしても、シルバーパワーは凄い。ひょっとして、ひどい世の中変えるのは、
若者じゃなくて、この勢力じゃないのかと思いたくなる。
有権者だって、この層が一番厚いのだから。
滋賀県にも、原発ゼロ政策を掲げた立憲民主党支部ができつつあるという。
がんばれ、「これから行動隊」!

[第27回]大牟田(福岡県)公演 2018年3月25日

3月25日の公演も、熱心な観客200人余りがかけつけ大きな反響。
主催は、平和や反核をかかげる市民運動のグループが中心。
週2回、公園の前でプラカードを揚げ、無言のスタンディングを繰り広げている。
公演のあった午前中、中村の希望で2つの場所を案内してもらった。
一つは、俳人「種田山頭火」の生涯のスポンサーであり、本人自身も雀の句で
有名な文人であった木村緑平氏の晩年の住居。
川めぐり観光船で知られる柳川市にあり、顕彰会の人々が温く出迎えてくれた。
その後は大牟田に戻り、三池炭鉱の旧跡を訪ね、この地のドラマチックな歴史
に触れた。中身の濃い旅であった。

[第28回・29回]武蔵野市(東京都)公演 2018年4月13日、14日

4月13日は夜、14日は午後公演が行われた。
両日とも、2、3日前に予約が殺到し、結局80名の方が入場できなかった。
氏名、住所を記録、次に都内でやる時に(未定)案内を差し上げることにした。
武蔵野市にある武蔵野芸能劇場は定員150名。
朗読には最適のキャパと造りだった。
知識人が多く住むエリアで、有名人の顔も複数あった。
13日夜には、菅直人衆院議員も顔を見せ、公演後30分くらい舞台で
中村とのトークがあった。事故当時の首相の生々しい証言があり、
劇場が湧いた。
(4月13日 毎日新聞 朝刊都内版参照)

[第30回]米沢市(山形県)公演 2018年4月28日

4月28日、大いなる反響と共に、置賜総合文化センターホールの幕が降りた。
主催は、さまざまな市民活動グループが集合した「さようなら原発・米沢」と
「米沢地区勤労者福祉協会」。
さすが上杉鷹山の本拠地だけあって、周辺の市町村には置賜自給圏構想などが
進行しており、地域の独立志向が強い。
住民も好奇心、向学心が熱いという印象。
それとは別だが、牛肉と山菜の美味も格別だった。

[第31回]久留米(福岡県)公演 2018年5月27日

久留米は人口30万の大都市。駅周辺の人通りも多い。
市内には石橋家(ブリジストン創業者)の寄進で作られた広大な公園があり、
いくつかの美術館、図書館、モネの絵を再現した蓮の池などがある。
朗読劇は、公園に隣接した文化センター「共同ホール」で開催。
主催は、新しい市民運動の団体「さよなら玄海原発の会・久留米」。
これまでのイベントでは、最大動員が50名程度。
今回の公演は200名以上の参加者があり、会員加入も増えて、
主催者たちは大喜び。
議員時代に「公共事業チェツク・議員の会」の会長として、
この地の郊外のごみ処分場建設反対運動の応援で訪問したことがある。
その時の活動家や、「みどりの会議」関係者なども楽屋を訪れ、旧交を温めた。

[第32・33回]那須町(栃木県)公演 2018年6月2日、3日

会場の豊穣庵(ほうじょうあん)は、森の中にある神社とも寺とも言える
古めかしい御堂。戦前に千葉から移築されたようだが、詳しい由緒は分からない。
現在は宗教的用途には使われず、農家の渡辺夫妻が管理している。
時々、ドリアン・助川氏(作家・音楽家)などが、ロックや朗読会場として
使っており、地域の文化拠点になっている。
渡辺夫妻は、以前は酪農中心だった。しかし、この周辺も福島原発事故で
放射能に汚染され、牛たちの全頭処分を余儀無くされた。数千坪の農地があるが、
その一部分で、安全米を収穫する努力を続けている。
周辺全体が観光地ということもあり、風評被害を恐れる自治体は、情報発信に
消極的だと言う。2日間の公演は、それぞれ60席が満杯で、原発に関する情報を
欲する人々や、渡辺夫妻を応援する人々の熱気に包まれた。

[第34回]横浜市(神奈川県)公演 2018年6月10日

「にぎわい座」は、桜木町駅から徒歩で3分、まさに繁華街のど真ん中にある。
小ホールで定員150名なので、1ヶ月前にチケットが完売。主催はアムネスティ・
インターナショナル日本・神奈川連絡会。
その後、50名余名の申し込みがあったが、お詫びするだけ。
公演当日、毎日新聞の「ストーりー欄」で、中村関連記事がまるまる1頁分出た
ので、当日も電話が鳴り続けた。横浜で再演の機会を作らないと申し訳ない。
参考記事 ●6月10日版 毎日新聞朝刊。

[第35回]防府市(山口県)公演 2018年6月17日

朗読劇実行委員会は10数名の市民有志の集りだが、市の文化振興財団や
FMラジオ局、地元新聞社などが後援。
その他、数多くの文化活動のクラブが、協賛に名を連ねて下さった。
おかげで、観客が200人を超えれば上々と見積もっていたのに、
300人近い人々が参加し、大盛況。
それにしても、昨年の柳井市、宇部市、今年に入っての防府市、今月末の
光市と山口県内の開催が多い。
防府市は、俳人・種田山頭火に関する取材で来たことがあり、その後、
2人芝居の「山頭火物語」(自作)を上演したなじみ深い場所である。
今回は、最近完成した「山頭火ふるさと館」を訪ねることができた。
防府天満宮の近くにある立派な建物で、ここが拠点となって
この天才の仕事の評価が、より高まってくれることを祈りたい。

[第36回]光市(山口県)公演 2018年6月30日

光市は、瀬戸内海・周防灘に沿って、虹ケ浜と室積海岸が横長に伸びる。
どちらも白砂と松原が続く風光明媚な環境である。
遠い場所へ行く時は、念のため前日入りする。その前日である29日は、
九州、西日本の天候が荒れていて、目的の岩国空港には着けないかも知れなかった。
ひょっとして、大阪伊丹空港か、福岡空港着陸もありと警告された。
30分ほど飛んでから、岩国は大丈夫そうだとアナウンスがあり、ひとまず
胸をなでおろす。
翌日午前中はどしゃぶりだったが、午後からは小降り。客足が遠のくのを
心配したが、目標の300は軽くこえて主催者は大喜び。
原発建設推進中の上関からは、30KM以内なので、市民の関心はかなり強い。

[第37回]名古屋市(愛知県)公演 2018年8月24日

台風19号と20号がもつれ、日本列島が大暴風雨に襲われていた。
新幹線が止る恐れがあり、用心のため前日に名古屋入り。
公演当日の夕方は、奇跡的に名古屋周辺だけ雨が止む。
入場券はすでに1ヶ月前に完売していたが、嵐のため、
遠方の客が多少外出をギブアップ。
代りに、当日売りの客に案内ができ、300席が満員。

[第38回]豊田市(愛知県)公演 2018年8月25日

午前中に豊田市へ電車で移動。
午後、主催者の方々に、町を案内していただく。
以前も選挙関係で来たことはあったが、あまり記憶に残っていなかった。
人口40万の大都市だが、家族を含めると80%が「トヨタ・ピープル」。
ここで生れ育つというのは、かなり特殊な環境だろうと、興味が深まる。
豊田産業文化センター・小ホール(240席)もほぼ満員。

[第39回]松本市(長野県)公演 2018年9月2日

松本市は、伝統的に文化水準が高く、芸術家や知識人が多く住み、
市民の知的好奇心も旺盛である。
丁度ここ数日間、毎年恒例の小澤征爾氏のオーケストラ演奏会があり、
「特急あづさ」も、市内のホテルも超満員。
でも、まつもと市民芸術館で行われた私の朗読劇にも、280席ほぼ
満杯の客が押し寄せてくれた。
市民劇団もたくさんあるとのことで、「線量計が鳴る」も、どんどん
上演して欲しいと要請した。

[第40回]札幌市(北海道)公演 2018年9月15日

豪雨台風直後の大地震、大停電と北海道はパニック状態に陥り、
数日前まで公演の実施が危ぶまれた。
飛行機が飛ぶことになったので、念のため前日入り。夕方の街は灯りが暗く、
交通量も人出も少なかった。客は来るのか?
担当大臣の発言は、毎日180度変った。本人が何も理解してないのが見え見えで、
福島原発事故の時の安全保安院のデタラメ応答を思い出した。
今回の大停電の本質は、北海道の電力の半分を担う苫東厚真火力発電所の
ポンコツ機械のずさん管理だという指摘もある。
なぜか?泊原発の安全基準をクリア―し、再稼働させるのには大金が要る。
そのために、火力発電の修理手抜きで、予算を浮かしたかったと言われている。
ところで、このドサクサを利用して、御用学者や御用文化人たちが、
サギ師のような詭弁を弄している。
「こんなことがあるから、原発を早く再稼働させるべきだ」と。
恥ずかしくないのか?
今回の震源地が泊原発の直下だったらどうする?
札幌公演は、中島公園内にあるこぐま座で行われ、80人席は満杯だった。
この日、節電が緩和されたせいか、すすき野には大勢の人が溢れていた。

[第41回]蘭越町(北海道)公演 2018年9月16日

札幌から西南へ2時間40分のドライブ。ニセコの隣が、温泉と農業の町・
蘭越(らんこし)である。
人口は4000人くらいだが、文化活動が盛んで、札幌でやるなら、
是非こちらにもという要請があった。
町や教育委員会の後援もあり、蘭越町山村開発センターの150席は満席。
公演後は、上演委員会会長の自宅で懇親会。
各々が持ち寄った手造りのおかず。東京ではまずお目にかかれないような
山菜、野菜。小粒のトマトなども5色もあって、味の濃いこと。
とうもろこしも木のこも、昔食べたままの味。
こういう食物と較べると、都会人が食べているのは、「エサ」にすぎない。

翌日は、帰途、問題の泊原発を見に行った。対岸の漁港、岩内町からしか
姿が見られない。美しい海、畑、森。一つ間違えば、永久避難の対象だ。
土地の人に、来年、岩内町でも公演してくれと頼まれた。

[第42回]立川市(東京)公演 2018年9月24日

主催の「たまあじさいの会」は、西多摩郡日の出町を本拠とする市民環境団体。
以前はこの地のごみ処分場に、三多摩400万人の生活ごみが、1日100トン
も運ばれ焼却されていた。ダイオキシンなどで周辺の森林や住宅地が汚染され、
健康被害が拡大した。第一処分会場が満杯になり、新たに第二処分場の建設が
始った時、市民たちが東京都にNOを突きつけて立ち上がった。
その中心を担ったのが20年前結成された「たまあじさいの会」である。
自らも科学的調査機能を持ち、定点観測をくり返し、裁判を起こし、
市民に情報を提供してきた。第二処分場建設は結局強行されたが、
「会」は今でも焼却灰や多摩川に流れる放射能などの調査を続けている。
中村が参議院へ入ったのも、奇しくも20年前。
議員連盟「公共事業チェック議員の会」の会長として、何度も日の出町へ入り、
市民の応援を続けた。後には、この処分場をモデルにした小説「ごみを喰う男」
(徳間書店2007年)を発表。
今回の公演は、「たまあじさいの会」20周年記念のイベントのひとつとして
実現した。

[第43回]ひたちなか市(茨城県)公演 2018年10月7日

公演は10/7日(日)だったが、前日入りした。
常磐線の勝田駅(ひたちなか市)を通り過ぎ、次の東海駅で降りた。
期限の切れたポンコツ(東海第2原発)を原子力規制委員会が安全と判定し、
20年間の延長再稼働を認めたばかりである。これを受け入れるかどうか、
近隣自治体の反対派市民とひもつき政治家たちがもめている。
東海村を実際に見て、少からぬショックを受けた。
海際の小さな土地のあちこちに、核関連の大型研究施設や廃棄物処理場などが、
十数ヶ所も点在し、それが村の骨格を形成している。
あちこちに保管されている低レベル、高レベルの固体廃棄物のドラム缶は、
十数万個になるだろう。まさに、放射能施設に占領された村である。
東海第2原発から30km圏内で生活する住民は、96万人。
日本でも最悪の密度である。東京からの距離にしても、110kmと最短であり、
福島原発までの半分だ。こんなところで再稼働とは、狂気の沙汰としか思えぬ。
近隣自治体の住民の危機意識も高まっており、10/7の小劇場も、定員110人を
超える超満員。客席から、終始熱い声援が飛んだ。

 

 

2018年9月2日(日)松本市公演(長野県)
14時開演
まつもと市民芸術館小ホール
全自由席
前売2000円・当日2500円
大学・高校生1000円、小中学生無料
チケット取扱
市民芸術館、平安堂(あづみ野/若槻/上田しおだ野/諏訪/飯田)店
八百屋おやおや、穂高ひつじや 他
主催:「サラバ原発・変えよう暮らし方」の会

 

2018年9月15日(土)札幌公演(北海道)
18時開演
こぐま座(地下鉄中島公園駅出口3番児童会館隣)
全席自由席
料金2000円(前売り1800円)
主催:福島の子どもたちを守る会・北海道

 

2018年9月16日(日)蘭越町公演(北海道)
18時開演
蘭越町山村開発センター
全席自由席
料金2000円(前売り1500円)
主催:蘭越で芸術・文化を楽しむ会

 

2018年9月24日(月・祝)立川市公演(東京都)
14時15分開演
立川市女性総合センターアイム 1Fホール
前売り 大人800円 高校生以下400円
当日  大人1000円 高校生以下500円
主催:たまあじさいの会 日の出の森・水・命の会 日の出の森・支える会

 
2018年10月7日(日)ひたちなか市公演(茨城県)
13時30分開演
BRICKS HALL(ブリックスホール)
全席自由
前売券2000円 当日券2500円
*前売券が完売した場合、当日券はありません。
主催:地域くらぶ「中村敦夫朗読劇を観る会」