福島県いわき市訪問

6a0120a6675dd4970b0154327cd294970c-800wi やっと常磐線が通じ、5月中旬、いわき市へ行きました。ここで小中学時代を過したので、先生や同級生の見舞いが目的でした。いわき市は、日本一広い地形ですが、私はその中心部の「平」に住んでいました。
 地震で全壊、半壊したところはありますが、津波の被害は及んでいません。
 しかし、海岸のある地区は、津波で全滅状態でした。
 写真はその一つで、「豊間海岸」です。いわき市の行政機関は脳死状態で、対応能力がまったくないようです。深刻なのは、原発問題です。一部は30KM以内に入っている場所で、市内のホテルは東電関係者で満員です。ここから毎日、事故現場へ向かうようです。いわき市の30KM以上の地区には、何の指示もなく人々は窓を閉め切り、不安な日々を送っています。
 原発が爆発した時は、大パニックになり、中心部の7万人口が2週間くらい消えたそうです。家が壊れた友人も、これから何が起きるかも分からないので、手の施しようがないと天を仰いでいます。
 地震と原発の恐怖で、PTSDから脱けられない友人もいます。物理的人的被害を受けた人々も、もちろん大変ですが、中途半端な状況に放り出され、何もできないでいる人々も気の毒です。誰がこの責任をとるのでしょうか?
 国民が徹底追及する意志を放棄すれば、第2、第3の原発事故が続くことは間違いありません。