11月20日から6日間、徳島で過ごした。そのうちの5日間は、毎日、真言宗の寺に通った。
そこの住職に、仏教の手ほどきを受けるためである。宗派にはこだわらないが、たまたま住職が博識の友人だったからである。
かねてから、仏教には興味を持ち、数冊の本は読んでいた。しかし、本ではなかなか実感が湧かない。「現場に入る」というのが、何をする場合でも、私の方法論だ。政治を離れて、やっと余裕ができたので、以前からの念願を果たすことができた。やはり、寺の中から仏教を見ると、風景がまるで違う。急に仏教が身近なものに感じられてくる。
私の興味というか、研究テーマは、仏教と環境主義、平和主義の接点を探ることだ。
仏教は、宗教と言うよりも、人間の高級な知恵が歴史的に積み上げられてきた哲学のデパートだと考えている。学ぶべきことが途方もなく多いが、ここにすばらしい宝が隠されているような予感がする。