本年度の幕明け公演は、0℃をはさんで、昼夜の温度差が2度が3度しか変わらない冬の街・長野市で開催。今までとは違ったプロデュース形体だ。
 100人規模の地元企業が主催。自社の集会ホール(100名収容)を使い、観客はすべて従業員。そもそも、この会社の社長御夫妻が、朗読劇を東京で観たのがきっかけ。感激した御夫妻が、社員にも是非見せたいと決断!
 さすが教育県の長野!ありきたりの新年会より、まず勉強!
 終演後、珍事が起きた。劇に感動した高齢の社員が、中村を質問攻め。「結局何年原発で働いたのですか?」「どのくらい被曝したんですか」等々。
 どうやら、中村を本物の原発技師と思い込み、体験談を聞かされたと勘違いしたようだ。後ほどの中村の言は、「オレって化け型俳優?」