主催は、「原発ゼロをめざす可茂の会」と「同・多治見の会」の両者で、可児市や多治見市周辺のさまざまな団体、グループが結束して、公演一ヶ月前に入場券を完売した。
 活動の中心スタッフは20~30人の中高年女性たちだったが、彼女たちのきびきびした動きにはびっくりした。
 設備の古いホールだったが、彼女たちの中には舞台監督のプロもいて、女性スタッフたちは、次々とホールの弱点を補正した。四、五日前に風邪を引き、声が荒れていたので心配したが、当日は、数回咳込むだけで、何とか無事切り抜けた。250人の観客全員が応援団のような反応で、心強かった。