名護は辺野古を抱える反基地運動の拠点である。
 議員時代には、2度ほど激励に訪れた。今回は立ち寄る時間がなかったが、この芝居の推進者たちの多くは、基地反対運動にかかわっている。
 さて、連続3回の公演で、観客の反応は、本土の公演で感じたものと全く同じだった。考えてみれば、戦争が始れば、真っ先に狙われるのは北陸や東北の原発立地か、米軍基地のある沖縄である。
 つまり、基地と原発は同質の危機を抱えているのである。
 最後の公演も、270人くらいの集客ができた。三日間とも同じような数字が並んだのは偶然だが、嬉しい驚きでもある。