【第36回】光市(山口県)公演 2018年6月30日

 光市は、瀬戸内海・周防灘に沿って、虹ケ浜と室積海岸が横長に伸びる。
 どちらも白砂と松原が続く風光明媚な環境である。
 遠い場所へ行く時は、念のため前日入りする。その前日である29日は、九州、西日本の天候が荒れていて、目的の岩国空港には着けないかも知れなかった。
 ひょっとして、大阪伊丹空港か、福岡空港着陸もありと警告された。30分ほど飛んでから、岩国は大丈夫そうだとアナウンスがあり、ひとまず胸をなでおろす。
 翌日午前中はどしゃぶりだったが、午後からは小降り。客足が遠のくのを心配したが、目標の300は軽くこえて主催者は大喜び。
 原発建設推進中の上関からは、30KM以内なので、市民の関心はかなり強い。


【第35回】防府市(山口県)公演 2018年6月17日

 朗読劇実行委員会は10数名の市民有志の集りだが、市の文化振興財団やFMラジオ局、地元新聞社などが後援。
その他、数多くの文化活動のクラブが、協賛に名を連ねて下さった。
 おかげで、観客が200人を超えれば上々と見積もっていたのに、300人近い人々が参加し、大盛況。
 それにしても、昨年の柳井市、宇部市、今年に入っての防府市、今月末の光市と山口県内の開催が多い。
 防府市は、俳人・種田山頭火に関する取材で来たことがあり、その後、2人芝居の「山頭火物語」(自作)を上演したなじみ深い場所である。
 今回は、最近完成した「山頭火ふるさと館」を訪ねることができた。防府天満宮の近くにある立派な建物で、ここが拠点となって、この天才の仕事の評価が、より高まってくれることを祈りたい。


【第34回】横浜市(神奈川県)公演 2018年6月10日

 「にぎわい座」は、桜木町駅から徒歩で3分、まさに繁華街のど真ん中にある。
 小ホールで定員150名なので、1ヶ月前にチケットが完売。主催はアムネスティ・インターナショナル日本・神奈川連絡会。
 その後、50名余名の申し込みがあったが、お詫びするだけ。
 公演当日、毎日新聞の「ストーりー欄」で、中村関連記事がまるまる1頁分出たので、当日も電話が鳴り続けた。横浜で再演の機会を作らないと申し訳ない。
 参考記事 ●6月10日版 毎日新聞朝刊。


【第32・33回】那須町(栃木県)公演 2018年6月2日、3日

 会場の豊穣庵(ほうじょうあん)は、森の中にある神社とも寺とも言える古めかしい御堂。戦前に千葉から移築されたようだが、詳しい由緒は分からない。
 現在は宗教的用途には使われず、農家の渡辺夫妻が管理している。時々、ドリアン・助川氏(作家・音楽家)などが、ロックや朗読会場として使っており、地域の文化拠点になっている。
 渡辺夫妻は、以前は酪農中心だった。しかし、この周辺も福島原発事故で放射能に汚染され、牛たちの全頭処分を余儀無くされた。数千坪の農地があるが、その一部分で、安全米を収穫する努力を続けている。
 周辺全体が観光地ということもあり、風評被害を恐れる自治体は、情報発信に消極的だと言う。2日間の公演は、それぞれ60席が満杯で、原発に関する情報を欲する人々や、渡辺夫妻を応援する人々の熱気に包まれた。


[第31回]久留米(福岡県)公演 2018年5月27日

 久留米は人口30万の大都市。駅周辺の人通りも多い。
 市内には石橋家(ブリジストン創業者)の寄進で作られた広大な公園があり、いくつかの美術館、図書館、モネの絵を再現した蓮の池などがある。
 朗読劇は、公園に隣接した文化センター「共同ホール」で開催。主催は、新しい市民運動の団体「さよなら玄海原発の会・久留米」。
 これまでのイベントでは、最大動員が50名程度。今回の公演は200名以上の参加者があり、会員加入も増えて、主催者たちは大喜び。
 議員時代に「公共事業チェツク・議員の会」の会長として、この地の郊外のごみ処分場建設反対運動の応援で訪問したことがある。その時の活動家や、「みどりの会議」関係者なども楽屋を訪れ、旧交を温めた。