アナザーストーリー
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中村敦夫
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中村敦夫 DVD「線量計が鳴る」
中村敦夫 DVD「線量計が鳴る」
映画「帰郷」
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中村敦夫
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【第40回】札幌市(北海道)公演 2018年9月15日

 豪雨台風直後の大地震、大停電と北海道はパニック状態に陥り、数日前まで公演の実施が危ぶまれた。
 飛行機が飛ぶことになったので、念のため前日入り。夕方の街は灯りが暗く、交通量も人出も少なかった。客は来るのか?
 担当大臣の発言は、毎日180度変った。本人が何も理解してないのが見え見えで、福島原発事故の時の安全保安院のデタラメ応答を思い出した。
 今回の大停電の本質は、北海道の電力の半分を担う苫東厚真火力発電所のポンコツ機械のずさん管理だという指摘もある。
 なぜか?泊原発の安全基準をクリア―し、再稼働させるのには大金が要る。
 そのために、火力発電の修理手抜きで、予算を浮かしたかったと言われている。
 ところで、このドサクサを利用して、御用学者や御用文化人たちが、サギ師のような詭弁を弄している。
 「こんなことがあるから、原発を早く再稼働させるべきだ」と。恥ずかしくないのか?
 今回の震源地が泊原発の直下だったらどうする?
 札幌公演は、中島公園内にあるこぐま座で行われ、80人席は満杯だった。
 この日、節電が緩和されたせいか、すすき野には大勢の人が溢れていた。


【第39回】松本市(長野県)公演 2018年9月2日

 松本市は、伝統的に文化水準が高く、芸術家や知識人が多く住み、市民の知的好奇心も旺盛である。
 丁度ここ数日間、毎年恒例の小澤征爾氏のオーケストラ演奏会があり、「特急あづさ」も、市内のホテルも超満員。
 でも、まつもと市民芸術館で行われた私の朗読劇にも、280席ほぼ満杯の客が押し寄せてくれた。
 市民劇団もたくさんあるとのことで、「線量計が鳴る」も、どんどん上演して欲しいと要請した。


シンポジウム《ふるさとと文学2018~菊池寛の高松》

菊池寛生誕130年・没後70年記念事業

基調映像「ある自由主義者の走馬灯~菊池寛の人・作品・世界」

【語 り】神田松鯉(講談師)、演奏:佐藤久成(ヴァイオリニスト)、
構成脚本:吉岡忍(作家)、映像制作:四位雅文(映像作家)
菊池寛「閻魔堂」(作品事例)
【朗 読】中村敦夫(俳優、作家)
パネルディスカッション「菊池寛の高松」
【出 演】阿刀田高(作家)、下重暁子(作家)、松本侑子(作家)、
     菊池夏樹(菊池寛直孫、菊池寛記念館名誉館長)
【進 行】山田健太(専修大学文学部教授)

【日 時】平成30年11月10日(土曜日)
     開会:13時30分(開場:12時30分)、閉会予定:16時30分
【場 所】サンポートホール高松 大ホール
【参加費】無料
【定 員】1,000人
【申し込み】往復はがき又はメールに、件名を「ふるさとと文学2018参加希望」と記入し、氏名、郵便番号、住所、電話番号、
【住 所】760-0014香川県高松市昭和町一丁目2番20号 菊池寛記念館「ふるさとと文学2018」係
【メールアドレス】
kikuchikanmemorial★gmail.com(★を@に変えて入力してください)

※メール申し込みの場合、3日以内に返信メールを送りますので、上記メールアドレスが受信できる設定にしてください。なお、返信メールが届かない場合は菊池寛記念館までお問い合わせください。
※応募多数の場合は抽選となります。

【主 催】菊池寛記念館文学展実行委員会、一般財団法人 自治総合センター
【企画監修】一般社団法人 日本ペンクラブ
【ホームページ】
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/kikuchikan/furusato.html


【第38回】豊田市(愛知県)公演 2018年8月25日

 午前中に豊田市へ電車で移動。
 午後、主催者の方々に、町を案内していただく。
 以前も選挙関係で来たことはあったが、あまり記憶に残っていなかった。
 人口40万の大都市だが、家族を含めると80%が「トヨタ・ピープル」。
 ここで生れ育つというのは、かなり特殊な環境だろうと、興味が深まる。
 豊田産業文化センター・小ホール(240席)もほぼ満員。


【第37回】名古屋市(愛知県)公演 2018年8月24日

 台風19号と20号がもつれ、日本列島が大暴風雨に襲われていた。
 新幹線が止る恐れがあり、用心のため前日に名古屋入り。
 公演当日の夕方は、奇跡的に名古屋周辺だけ雨が止む。
 入場券はすでに1ヶ月前に完売していたが、嵐のため、遠方の客が多少外出をギブアップ。代わりに、当日売りの客に案内ができ、300席が満員。


【第36回】光市(山口県)公演 2018年6月30日

 光市は、瀬戸内海・周防灘に沿って、虹ケ浜と室積海岸が横長に伸びる。
 どちらも白砂と松原が続く風光明媚な環境である。
 遠い場所へ行く時は、念のため前日入りする。その前日である29日は、九州、西日本の天候が荒れていて、目的の岩国空港には着けないかも知れなかった。
 ひょっとして、大阪伊丹空港か、福岡空港着陸もありと警告された。30分ほど飛んでから、岩国は大丈夫そうだとアナウンスがあり、ひとまず胸をなでおろす。
 翌日午前中はどしゃぶりだったが、午後からは小降り。客足が遠のくのを心配したが、目標の300は軽くこえて主催者は大喜び。
 原発建設推進中の上関からは、30KM以内なので、市民の関心はかなり強い。


【第35回】防府市(山口県)公演 2018年6月17日

 朗読劇実行委員会は10数名の市民有志の集りだが、市の文化振興財団やFMラジオ局、地元新聞社などが後援。
その他、数多くの文化活動のクラブが、協賛に名を連ねて下さった。
 おかげで、観客が200人を超えれば上々と見積もっていたのに、300人近い人々が参加し、大盛況。
 それにしても、昨年の柳井市、宇部市、今年に入っての防府市、今月末の光市と山口県内の開催が多い。
 防府市は、俳人・種田山頭火に関する取材で来たことがあり、その後、2人芝居の「山頭火物語」(自作)を上演したなじみ深い場所である。
 今回は、最近完成した「山頭火ふるさと館」を訪ねることができた。防府天満宮の近くにある立派な建物で、ここが拠点となって、この天才の仕事の評価が、より高まってくれることを祈りたい。


毎日新聞一面に、記事が掲載されました

6/10付けの「毎日新聞」に朗読劇の記事が掲載されました。

【俳優・中村敦夫78歳の挑戦(その1) 舞台から「原発」問う】ネット版・有料記事
 https://mainichi.jp/articles/20180610/ddm/001/040/162000c

【俳優・中村敦夫78歳の挑戦(その2止) 未来見つめる表現者】ネット版・有料記事
 https://mainichi.jp/articles/20180610/ddm/010/040/163000c