映画「帰郷」
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山頭火物語が舞台で

6a0120a6675dd4970b0153934da7b9970b-200wi 11/5、6日の2日間、中村敦夫・自作自演の朗読劇「鴉啼いてわたしも一人──山頭火物語」を上演しました。場所は、京王線又は井の頭線の明大前駅から 徒歩3分のキッドアイラック劇場。50人定員の小劇場ですが、2日間とも定員オーバーの盛況となりました。演出・窪島誠一郎氏、舞台装置・ひぐま春夫氏。 今回の成果を検討し、さらにバージョンアップで再上演を企画しています。


福島県いわき市訪問

6a0120a6675dd4970b0154327cd294970c-800wi やっと常磐線が通じ、5月中旬、いわき市へ行きました。ここで小中学時代を過したので、先生や同級生の見舞いが目的でした。いわき市は、日本一広い地形ですが、私はその中心部の「平」に住んでいました。
 地震で全壊、半壊したところはありますが、津波の被害は及んでいません。
 しかし、海岸のある地区は、津波で全滅状態でした。
 写真はその一つで、「豊間海岸」です。いわき市の行政機関は脳死状態で、対応能力がまったくないようです。深刻なのは、原発問題です。一部は30KM以内に入っている場所で、市内のホテルは東電関係者で満員です。ここから毎日、事故現場へ向かうようです。いわき市の30KM以上の地区には、何の指示もなく人々は窓を閉め切り、不安な日々を送っています。
 原発が爆発した時は、大パニックになり、中心部の7万人口が2週間くらい消えたそうです。家が壊れた友人も、これから何が起きるかも分からないので、手の施しようがないと天を仰いでいます。
 地震と原発の恐怖で、PTSDから脱けられない友人もいます。物理的人的被害を受けた人々も、もちろん大変ですが、中途半端な状況に放り出され、何もできないでいる人々も気の毒です。誰がこの責任をとるのでしょうか?
 国民が徹底追及する意志を放棄すれば、第2、第3の原発事故が続くことは間違いありません。


新著出版『簡素なる国』のお知らせ

6a0120a6675dd4970b01774352e229970d-120wiタイトル:『簡素なる国』
出版社:講談社
発売:2011年4月10日頃書店販売
内容:同志社大学院での講義録(2007〜09)を修正、加筆した。熱中授業の紙上再現版。人類は「戦乱拡大」「環境破壊」「人口爆発」「経済崩壊」という四面の壁に囲まれ、先の見えない闇の中にいる。「近代と近代経済学」は終わったことを証明し、新しい時代の哲学の必要性と価値観の転換を説く。
中村が、「自分の生きた時代と世界の本質」を総括するために取り組んだ力作。
【授業目録】
<第1時限>時代と個人史
<第2時限>戦乱の拡大
<第3時限>環境破壊
<第4時限>人口爆発
<第5時限>近代経済の崩壊
<第6時限>日本の権力
<第7時限>政界の実情
<第8時限>スモール・イズ・ビューティフル
<第9時限>仏教とエコロジー
<第10時限>みどりの政治思想
<第11時限>エコロジーの先駆者
<第12時限>究極の幸福とは
<第13時限>食は地産地消
<第14時限>自然エネルギー