この朗読劇は、不特定の市民たちが上演委員会を作って主催する場合が多いが、他にもさまざまな形がある。
 今回は、久しぶりに芸術家集団とのコラボとなった。脱原発をテーマにした様々な表現者たち(写真家、画家、映画作家、舞踊家など14名)が、3月5日から10日まで、金沢21世紀美術館を舞台に総合的コラボを展開した。
 「もやい展」という冠だが、「縄の結び方」のことで、人々の団結を呼びかけている。どの作品も、表現者たちが原発と正面から対峠しており、力強く魅力的だった。この催しに参加できたことは嬉しいかぎりだ。