北陸朝日の「言わねばならないこと~防空演習を「嗤った」男・桐生悠々~」   全国放送決定!!

金沢出身の新聞人・桐生悠々。戦時中軍部と一人対峙した男のドキュメンタリーです。
中村敦夫が、朗読で悠々の言葉を今に蘇らせます。
北陸朝日の渾身の作品です。是非、見て下さい。
第1回「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」
第25回PROGRESS賞の最優秀賞を頂きました。

「言わねばならないこと―防空演習を『嗤った』男・桐生悠々―」の放送日時
現在のところ、以下のようになっています。

第25回「プログレス賞」最優秀賞
「言わねばならないこと―防空演習を『嗤った』男・桐生悠々―」放送予定

※放送時間は変更になる可能性もあります。放送前に各局のHPや番組表でご確認下さい。

(関東)
12月28日 4:30―5:50    (テレビ朝日)
(北海道・東北)
12月26日 13時55分~15時20分(秋田朝日放送)
12月28日 4時00~5時25分     (岩手朝日放送)
12月29日 26時30分~27時55分(福島放送)
12月30日 26時20分~27時40分(北海道テレビ)
12月30日 4時25分~5時50分  (青森朝日放送)
12月31日 4時25分~5時50分  (東日本放送)
1月 3日 4時25分~5時50分  (山形テレビ)
(中部・北陸)
12月28日 3時50分~5時15分  (名古屋テレビ)
12月30日 4時25分~5時50分  (新潟テレビ21)
12月30日 9時55分~11時20分 (長野朝日放送)
12月30日 13時~14時25分   (北陸朝日放送)
1月 2日 4時25分~5時50分  (静岡朝日放送)
(関西)
12月30日 4時25分~5時50分  (朝日放送テレビ)
(中国・四国)
12月30日 26時40分~28時05分(広島ホームテレビ)
12月30日 4時25分~5時50分  (瀬戸内海テレビ)
12月31日 4時25分~5時50分  (山口朝日放送)
12月31日 6時00分~7時25分  (愛媛朝日テレビ)
(九州)
12月28日 4時30分~5時50分  (長崎文化放送)
12月30日 4時30分~5時50分  (九州朝日放送)
12月31日 4時25分~5時50分  (熊本朝日放送)
1月 2日 26時35分~28時00分(鹿児島放送)
1月 3日 4時25分~5時50分  (大分朝日放送)
1月 3日 4時25分~5時50分  (琉球朝日放送)
*放送時間は変更になる可能性もあります。放送前に各局のHPや番組表でご確認下さい。

これ以外の放送も決まり次第お知らせ致します。


【第87回】公演 11月23日(土)徳島市(徳島県)

徳島市での公演は2度目となる。最初は2017年6月3日で、寺町の名刹・般若院の本堂が舞台だった。御堂は満員で、入り切れない観客のために、庭にスクリーンを張り、折りたたみの椅子を並べた。
同時中継で、切り抜けた。当時は、全国で10回ぐらいやれれば幸いと思っていた。あれから3年、今回で87回となった。本来は88回目で、徳島にふさわしい数字だと思っていたが、秋の台風で東京公演が1回分、来年へ延期されたので87回になった。しかし、般若院の住職によると、88回の満願よりも、1回少い方が未来があるとのことだった。そんなわけで、88回目は来年にもち越すことにして、12月は溜ってしまった原稿執筆や資料整理、講演活動の時間にあてる予定。今回の公演は、朗読サークル、映画上映運動、市民運動など、さまざまな人々が上演委員会を作って下さって成立した。シビックセンター・さくらホールは、予想を超えて、240人前後の観客が集合し、大盛況だった。裏方をつとめて下さった方々に感謝したい。


【第86回】公演 11月16日(土)飯島町(長野県)

現在の長野県は、明治になってから伊那県として出発した。ここ飯島町(現在の駒ヶ根市の隣り)が、県庁所在地だった。しかし、地形が南北に広がりすぎたので、二つに分割され、北部が中野県、南部が伊那県となった。
その後、改革が何度もあり、最終的には今の長野県となった。今回の公演を主催したのは、飯島町でドキュメンタリー映画の上映会を続けてきた市民グループ。実演ものを手がけるのは初めてだったが、会場は満杯の200人を集めて大盛況。公演前夜には、海抜900m地点まで山道を車で登り、古民家を改造した野菜料理のレストランで親睦会。10種くらいの野菜を重ねて蒸すと、各種野菜の汁が混合して、独特の珍味となる。伝統的な郷土料理だと言う。
長野県のあちこちに、オーガニックレストランがあり、医療制度も進んでいるので、都市から引退者の移住が増えているようだ。三つのアルプス山脈があり、風景は変化に富んでいる。ナチュラリストにはたまらない風土なのだろう。


【第85回】公演 10月6日(日)三春町(福島県)

福島県三春町はしだれ桜で有名。人口1万3000人の小規模な元城下町。
20年くらい前から、ゆっくりインフラ整備をしたらしく、合理的で住みやすそうな街並。
日本独自の数学「和算」の発祥地で、知識や文化を重んずる気風があり、文化イベントなども盛んだ。
今回は、朗読劇に適した中型サイズのホールがなく、1F、2F合わせて400席の大ホールを使ったが、目標を超える270人を動員でき、大いに盛り上がった。
三春町の町民は、今、重大な事態に直面している。
近隣の田村市で、「木質バイオマス発電所」という名目で、放射能に汚染された材木や樹葉を燃やす施設の建設計画が加速している。
バイオマス技術の悪用であり、死の灰が周辺地域にバラ撒かれる危険がある。これに対し、市民による反対運動も日に日に拡大しつつある。
明かるいニュースもある。2011年の原発事故の際、汚染のひどかった県、市町村では、常備していた「安定ヨウ素剤」を住民に配らなかった。
例外はただ一人、知識と判断力のあった三春町の担当課長が、上司にそんたくすることなく独断で配り、子どもたちを被曝から守ったのである。
今年、その課長が三春町長選に立候補。大方の予想をくつがえして大勝利。町は今、希望と喜びに燃えている。朗読劇の講演会場には、町長や、在住の芥川賞作家・玄侑宗久氏の姿もあった。


メディア掲載「「コモ・レ・バ」Vol.41 Autumn 2019」

コモレバ

「コモ・レ・バ」Vol.41 Autumn 2019

【遊びをせんとや生まれけむ2】
https://conex-eco.co.jp/column/nakamura/

全文は冊子をご覧ください。下記の配布場所より、入手可能です。

・小田急小田原線、小田急江ノ島線、小田急多摩線、箱根登山線主要駅
(新宿駅南口、西口、西口地下、代々木上原、下北沢、経堂、成城学園前、向ケ丘遊園、新百合ヶ丘、町田、相模大野、中央林間、大和、藤沢、秦野、小田原、小田急多摩センター)
・小田急百貨店新宿店(本館1階中央口インフォメーション、本館11階OPカードカウンター)
・小田急百貨店 町田店、藤沢店
・小田急グループ各店(小田急フローリスト、Odakyu OXなどに)
・小田急グループホテル(ハイアットリージェンシー東京、小田急センチュリーサザンタワー、ホテルセンチュリー相模大野、小田急山のホテル、ホテルはつはな、箱根ハイランドホテルなどに)
・その他、六本木アカデミーヒルズ、NHK文化センター(町田教室、八王子教室)、朝日カルチャーセンター新宿、三省堂書店(下北沢店、経堂店、成城店、海老名店、小田原店、有楽町店)、レストラン、バー、劇場、美術館など
・東武東上線、東武伊勢崎線、東武野田線主要駅
(池袋、浅草、とうきょうスカイツリー、北千住、西新井、草加、新越谷、春日部、東武動物公園、大宮、柏、船橋)
・京成電鉄主要駅
(京成上野、日暮里、青砥、京成高砂、京成八幡、 京成船橋、京成津田沼、八千代台、勝田台、京成成田)


【84回】公演 9月22日(日)千葉市(千葉県)

千葉県の南部では停電が2週近く続いており、予報も雨、嵐の予報だったので、上演が危ぶまれた。ところが、当日はカラリと日本晴。不思議な記録だが、これまで84回の公演で、雨天は1日もない。
さて、大都市での公演の大問題は、公共のホールが簡単に確保できないことである。何度か予定変更のあと、今回の開催にたどりついたのだが、客席が500もある大ホールだった。
理想は200~300くらいの中型ホールだが、決めた以上はやるしかない。主催は、医師の団体単独なので、動員は苦戦されたようだ。まして、大型停電が続いていて、ホールに来れなかった人も少くない。
それでも、200人以上の観客が集り、反響も熱く、公演自体もスムースに進行した。